umask ファイル・ディレクトリ生成マスクの設定
umask は、新しくフォルダ・ファイルを作成する際に、許可しないビットを示す。 ファイルに対しては、xビットは無効である(生成時に実行可能にはしない) ものである。
通常のユーザーのumaskは 022(0022)が設定されている。
022 ということは、666 から 022 を引いた 644 というパーミッションで新規ファイルが作られることになる。umask が 002 なら 664 、 umask が 000 なら 666 となる。
なお、umask に333を設定した場合 ファイルに対しては、666-222=444(r--r--r--)となる。ファイルに対してはxビットが無効なので、マスクに -wx を設定しても、-w-を指定した事になるからである。
ディレクトリの生成時は xビットも有効であり、777から引いた値となる
umask 033 は 777-033 = (rwx rwx rwx マイナス --- -wx -wx = rwx r-- r--)= 744 となる
ファイルはには
普通、ファイルの新規作成時はファイルの実行ビット (eXecute) は立てないので、umask が 022 ということは、666 から 022 を引いた 644 というパーミッションで新規ファイルが作られることになる。umask が 002 なら 664 、 umask が 000 なら 666 となる。