mac Format

Mac で扱えるフォーマットの種類についてのメモ(Lionの場合)


MacOS拡張(ジャーナリング
Macの標準形式。Macだけで使うなら、これが一番問題無いらしい。

Mac OS X v10.3のディスクユーティリティで
選択できるようになったフォーマット形式です。
ファイルへ読み書きした記録がハードディスクに保存されます。

この記録がフリーズ後の修復作業を手助けしてくれるため、
フリーズ→再起動時の起動時間が、通常時とほぼ同じ時間で済みます。

OS X システムをインストールするハードディスクなどに向いています。

わずかながらハードディスクの速度を低下させるため、
速度重視の使い方(ムービーや大きなグラフィックデータを扱うディスクなど)には
あまり向いていません。

  • 1ボリューム、1ファイル容量の上限が8EB(エクサバイト:1EBは100万テラバイト)と大きい(なお、10.1では2TB、10.2では8TB、10.3では16TBとMac OS Xでもバージョンによって異なる)
  • 記録テーブルの管理がしっかりしているためデフラグが基本的には不要
  • ファイル単位でアクセス権限を設定できる
  • ツール類を使わなければほかのOSからアクセスできない。
  • Time Machineの保存先に指定するなら、この形式でないと運用できない

Mac OS 拡張(大文字/小文字を区別)
Mac OS X v10.4のディスクユーティリティで選択できるようになったフォーマットです。

ファイル名が大文字・小文字のみ違う場合でも別ファイルとして認識できます。
しかし、プリンタドライバやATOKなど、システムに組み込むタイプのソフトでは、このフォーマットに未対応のものが多いため、OSをインストールするディスクにはあまり使わない方が良いでしょう。


FAT32
外付けHDを買ってくると、この方式でフォーマットされている事が多い。

  • 大抵のOS(Mac OS、ウィンドウズ、リナックス)で読み書きできる
  • 1ファイルの最大容量が4GBまで
  • 1ボリュームの最大容量が2TBまで
  • ファイルのアクセス権限が設定できない
  • ファイルが断片化するのでデフラグが必要


exFAT
exFATは最近のMacLeopardでは不可)、Windowsマシンの両方で読み込み・書き込みが可能なファイルシステムです。

  • 1ファイルが4GB以上でも保存できる。(容量制限が無い)

VIsta以降が対応。XPで対応する場合は、マイクロソフトが公開しているexFAT対応の更新プログラムを適用する必要あり。

  • 内蔵ハードディスクには適用できない。(SSDに向いているらしい)